CAMIONカミオン
「カミオン」について
カミオンは、トラック文化をテーマとしたユニークな専門誌です。主にデコトラ(デコレーショントラック)やその関連業界・商品に焦点を当てた内容が特徴です。創刊40周年を超えた現在も、プロドライバーをはじめ、トラック愛好者や業界関係者を中心に支持されています。日本における物流の中心であるトラックは、単なる輸送手段にとどまらず職人技やアートとしての側面を持つデコトラ文化を生み出してきました。プロドライバーとしての仕事への誇りや、世界で唯一のトラックに乗りたいという心意気などを誌面を通じて紹介しています。またトラック運転手や運送業界関係者だけでなく、トラック文化に興味を持つ一般の読者、デコトラファンやプラモデル愛好者などといった層だけでなく、若者や女性読者からも一定の支持を得ています。トラック文化の発展を支える中核媒体として、デジタルメディアとの連携や雑誌の枠を超えた情報発信も行っています。

主な歴史
・84年5月1日、新行動派トラッカーマガジンとして創刊。
名前の由来
ラテン語で「トラック」や「貨物車」を意味する「camion(カミオン)」です。この言葉は、トラックというテーマに直接結びつき、雑誌の対象であるトラック文化や業界を象徴するシンプルで覚えやすい名前として採用されました。率直にトラックマガジンなどの名前にならなかったのは、カミオンというワードに美的感覚やアートのニュアンスが含まれているからではないかと思います。トラックを単なる輸送手段から芸術作品へと昇華させる要素が強く、この文化的価値を象徴するために欧州の洗練された言葉を採用した可能性があります。
主な増刊&ムック
発行年月 | 価格(税込) | タイトル |
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2024年3月 | 2500円 | 建機グラフィックスVol.19 |
2024年3月 | 2800円 | V8スペシャル |
2023年12月 | 2500円 | トラックフォトギャラリープレイバック84’~94’s |
2023年3月 | 2350円 | トラックグラフィックス2023 |
2022年9月 | 3600円 | ヤングオート 昭和改造車メモリーズ2 |
2022年3月 | 2600円 | サロンバスライフ |
2020年9月 | 2475円 | やんばるあっちゃー |
2020年4月 | 1550円 | 三菱ふそうのすべて 新版 |
2019年12月 | 2420円 | 昭和ダンプブルース |
2019年10月 | 2600円 | 平成デコトラグラフィティ |
2019年3月 | 1528円 | UDトラックスのすべて 新版 |
2018年12月 | 2547円 | 椎名急送大全新版 |
2018年10月 | 2547円 | ダンプスペシャルⅢ |
2018年2月 | 2547円 | 築地デコトラ百景 |
2017年10月 | 1324円 | いすゞ自動車のすべて |
2017年4月 | 794円 | アートトラックエクストラ〜ナイトシーン編〜 |
2010年3月 | 1362円 | 日野自動車のすべて |
「カミオン」のビジョン
「カミオン」は、日本が誇るトラック文化を専門的かつ多面的に取り上げる唯一無二の雑誌媒体として、トラック・デコトラ文化の発展を支えてきた中核的な存在です。近年の環境規制や技術革新の中で、従来型のデコトラ文化は徐々に少なくなってきているのが実情で、トラックを装飾するという文化は大きな変化を余儀なくされています。しかし「カミオン」はその変化をとらえ、次世代に向けた新たなトラック文化の形を提案していきます。これからもトラックという実用車両に美と個性を追求したデコトラ文化の記録や、運送業界の現状を発信する役割を担って活動していきます。この雑誌が未来のトラック文化の架け橋としてあり続けられるよう読者のみなさまとともに歩み続けたいと考えています。